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Nゲージ鉄道模型 カプラーを使用

ジオラマ

鉄道模型のカプラーは、必ずしも実物と同じ構造ではありません。鉄道模型では自動連結はできても、解放は特別な装置が必要になってきます。またカプラーは多種多様で、現状は各車両メーカーが独自に開発したものを装着していることが多くなっています。しかし1980年代から欧米では、それらのカプラーを取り外して他社製品との交換ができるようになりました。現在欧米では位置やポケットの形状も、いくつかのタイプが規格化されています。

カプラーの自動解放システムをフルに生かせば、ポイント操作とともに貨車編成の自動入れ替え運転が楽しめます。小判型エンドレスのような広い場所を占拠することもなく、Nゲージでも本棚感覚のスペースです。HO/16番ゲージでも奥行40センチに長さが二メートルほどのスペースがあれば、短い貨車の入れ替え操作が楽しめます。簡単な貨物駅や倉庫などの建造物や情景も構築することができます。奥行が浅くなっていますので、Nゲージでもポイントは手動式でも間に合います。大がかりな装置ではありませんが、それでも飽きずに楽しめるはずです。欧米にはエンドレスの豪快な編成運転だけではなく、こうした楽しみ方をするファンが多くなっています。